重い罪を背負うほど、強くなる鬼滅の刃の鬼達

鬼滅の刃は、様々な鬼が登場しています。なかでも十二鬼月と呼ばれる鬼は、精鋭揃い。でも、ただ強いだけではないんです。彼らが鬼になった理由には、心に響く哀しい物語があって、思わず、涙がこぼれてしまいます。

鬼は人間だったのだからと叫び、哀れみをかける主人公の炭治郎。

鬼は人間だった

鬼滅の刃

罪を背負い、人を憎んで強い鬼になった

そして、ボスの鬼舞辻無惨は、人間らしさを残しているほど、弱く敗れるとの言葉を残しています。人間の時から、人でない要素を持っている鬼ほど、強いのです。

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無惨様が、こいつは、鬼にふさわしいと認める要素は、悲惨・嘘・残酷・崇めるとおかしなものばかりですけどね!!

強い罪悪感や嫉妬を持てば持つほど、強い鬼になります。以下で、それぞれの罪や嫉妬心を見ていきましょう。

下弦の伍「累」:親殺しの罪悪感

生まれつき、体が弱くて、走るのも歩くのも難しい。雪の日、外に出ただけで倒れてしまうほど。そこに現れた無惨。かわいそうにとつぶやき、鬼とする。

鬼になった後も、理性を保ち、両親を食わずにいた。しかし、ある日、人を殺して食っているのを両親に見られてしまう。人食い鬼となった累。父は、「一緒に死んでやるから」と言い。累に刃を振り下ろすも、いち早く気づいた累に殺される。累の罪を背負って、死ぬつもりだった両親を自ら殺し、親子の絆を断ち切ってしまう。累は、この出来事をいつまでも受け入れられずに、もがき苦しむ

猗窩座:義父と妻を殺された怒りと何も守れなかった罪悪感

父を失い、流浪&不良の猗窩座を救ってくれた慶蔵と娘の恋雪。猗窩座の看病のおかげか、病弱で生きることが危ぶまれていた恋雪は、美しく成長します。そして、狛治との結婚を望み、プロポーズ。これを受け入れた狛治は、誰よりも強くなってあなたを守りますと誓う。ところが、父の墓に、結婚の報告を行っていた留守中、慶蔵と恋雪は、毒殺されるという悲劇。怒りに我を忘れた狛治は、犯人の道場主と仲間たちを皆殺し。その後、鬼が出たとの噂を聞いて、様子を見に来た無惨と遭遇した時には、「もうどうでもいい」と生きながら死んでいる状態。半ば無意識に無惨に攻撃を仕掛けるも、かなわず、鬼にされてしまいます。

珠世:夫と子供を食い殺した罪悪感

珠世は、かなり昔の鬼。人間だった時、夫・子供とともに暮らしていた様子。ところが、珠世は、病気になり死が間近に迫ります。そこに現れた無惨は、生き延びる方法を教えます。

我が子の成長を見たいと願った珠世は、無惨の誘いに乗ってしまいます。その方法が、人食い鬼となることを知らずに!

珠世は、ただ生きたいと願ったわけではなく、子供のためにと願ったのに・・・鬼となった彼女が、最初に行ったのは、愛する夫と子供を食べることでした。知っていれば、鬼になどならなかったと嘆く珠世は、無惨を激しく憎んでいます。

愈史郎:珠世が鬼にした例外

珠世が鬼にした唯一の成功例。不治の病で、余命いくばくもないなか、珠世の話を聞き、鬼になることを覚悟した上で、鬼として生きることを選びます。

愈史郎が、鬼となることを選んだのは、珠世に尊敬と好意を抱いていたから。珠世自身にはっきりと言うシーンはないものの、あらゆる形で、珠世へのあふれんばかりの愛を炸裂させている。生き延びて珠世を守るという強い想いこそが、彼の生きる使命だった。しかし、最終局面で、珠世は、自分の命を使って、無惨を弱らせることを決意。愈史郎に、つらいお願いをすることになる。

黒死牟:強い嫉妬心の炎と強さへの執着

国一番の侍になる目標を持っていた幼き厳勝。ところが、双子の弟「縁壱」が、己をはるかに超える天才だったことから、嫉妬の炎に焼かれる人生を送ります。成長した厳勝は、縁壱と共に、鬼殺隊で活躍。隊で一番、二番の強さを手にします。しかし、天才「縁壱」には、かなわず。しかも体に痣が出る=寿命の前借りによって、25歳になる前に死んでしまうことがわかります。磨き上げた月の呼吸の剣技を託すに足りる後継者も現れず、人格・剣技の両方で弟にかなわなかった兄上。そこに無惨が現れ、鬼になり永遠の命を得れば、剣技を磨き続けることができると誘惑するのです。この誘惑に乗り、弟への嫉妬や怒りを逃れたと思ったのもつかのま・・・

戦いの鬼とも言える人でもあります。

獪岳 (かいがく):嫉妬心と独占欲

生きてさえいればいつかは勝てるという考えを持つ男。鬼殺隊士として鬼狩りをしていたとき、最強の鬼である黒死牟に遭遇。その力に圧倒された獪岳は、土下座して命乞い。それを受け入れた黒死牟によって、鬼にされてしまいます。

悲鳴嶼行冥及び子どもたちと暮らしていた時も、自分ひとりが助かるために、他の子どもたちを売るという行いをしていた獪岳。剣技の才能は、人並み以上に持ちながら、心が弱く、自分が一番大事という利己的な心を克服できず。最後は、カスと蔑んでいた弟弟子の善逸に斬られます。

自分だけを見てほしい・愛してほほしいと歪んだ価値観を持つ。弟や孤児仲間は、悲鳴嶼さんや師匠の時間や愛を奪う、いてほしくない存在と思っていました。その穴のあいた心ゆえに鬼になりました。

妓夫太郎:人間に対する憎しみ。美しさへの妬み

遊郭に生まれ、醜いがゆえに蔑まれてきた妓夫太郎。美しく生まれた妹の梅こそが、彼の生きがい。その梅が、生きたまま焼かれてしまい、妹を助けるために、彼は鬼になりました。死の間際に、もう一度、生まれ変わっても鬼になると言っている通り、愛情をまったく受けなかった妓夫太郎の心は、梅への愛情以外、優しさの欠片もありません。
妓夫太郎の場合、周囲にいた人間達こそ鬼だったのです。

彼の物語は、とても哀しい。醜く貧しかったがゆえに、何も与えられなかった人間時代。人間の時の名前「妓夫太郎」は、役職名に過ぎず、名前すら与えてもらえなかった男です。鬼殺隊のカナオは、かわいいゆえに、蝶屋敷で暮らすことができました。妓夫太郎に同じ道を歩む可能性はあったのでしょうか??

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