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NHK大河ドラマは真田丸:荒波に立ち向かう船のごとし
2016年1月からの大河ドラマは、三谷幸喜氏脚本の真田丸です。真田昌幸や幸村(信繁)を描いた小説はたくさんありますが、今回はオリジナル脚本との事。どうなるのか今後が楽しみです。
タイトルの真田丸とは
真田丸は、大坂冬の陣で、真田信繁が大阪城の平野口に築いた曲輪。そして、戦国時代という日本史上最大の檜舞台の終焉を告げる合戦。そこで輝きを見せた真田家を戦国の荒波にもまれる船に例えたタイトルとのこと。
真田丸と真田家についての記事をこれからたくさん書いていきます。
大坂冬の陣布陣図:慶長19年12月=真田丸の戦いwiki。大坂城は難攻不落、水に守られた城。
NHK大河ドラマ真田丸のキャスト(予定)
- 真田幸村:堺雅人
- 真田昌幸:草刈正雄
- 真田信之:大泉洋
- 豊臣秀吉:小日向文世
これから、続々と三谷幸喜一門が登場してきそうですね。
天下無敵の真田家
真田家は、もともと、信濃の豪族として存在し真田幸隆・昌幸・信繁と三代に渡り傑出した人物が出た家です。小豪族ながら、誰もが知っている一族。
真田幸隆は、武田信玄に仕えて、信濃攻略に活躍。さらに息子の昌幸が凄い。あの武田信玄に「儂の両眼の如し」と言わしめた才能は半端ではありません。
武田信玄亡き後の後継者勝頼を支えて、信濃守備・上野攻略に活躍、武田家滅亡後も独立大名として生き残り、北条・上杉・徳川の三家を手玉に取った。
有名な上田合戦では、長野県上田市にある上田城で、徳川家の大軍を迎え撃ち二度に渡り打ち破るという快挙。一度目は、徳川家重臣石川数正の出奔をきっかけに徳川家が撤退し、二度目は関ヶ原の戦いで西軍が敗れたため降伏と真田家の武名は天下に轟いた。
豊臣秀吉には、「表裏比興の者」と誉められ(けなされ)、秀吉が小田原北条氏を攻めるきっかけになったのも、上州名胡桃城を巡る真田昌幸と北条氏の諍いが原因。
その息子が真田信繁。信繁の兄は、優秀な男「信之」。猛将本多忠勝の娘を妻に徳川大名として存続する。
幸村の妻は、大谷吉継の娘。そして娘の一人娘【阿梅(おうめ)】は大坂の陣の最中に敵将、伊達政宗の重臣として活躍した片倉重長の元に送り届けられます。敵将の娘に頼られた重長は、戦場での悲恋を成就させますが、その辺りをどう描くのでしょうか楽しみです。