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アーカイブ:2014年 2月
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戦は下手でも太閤に殉じて正義や恩義を残したへいくわい者の石田三成
戦国の終りを告げて幕を閉じた美濃「関ヶ原の戦い」。敗者となった石田三成は実はエピソード満載の魅力あふれる男です。 戦国時代の有名武将の中では、私自身、好きではなくどちらかというと嫌いな方。でもそれを置いておいても彼… -
織田信長の楽市楽座は現代にも通じる既得権のぶっ壊しが目的!
歴史の教科書で習う楽市楽座。兵農分離と並ぶ織田信長の代表的な政策の一つです。 では、この政策を始めた人物が信長ではないことはご存じでしょうか? 六角定頼が楽市楽座を創始 代々、近江は佐々木氏が守護を務めている国で、… -
服部半蔵の墓と無念の切腹を遂げた松平信康の供養塔がある西念寺
伊賀忍者の頭目だった服部半蔵。 ご存知!忍者ハットリくんでもおなじみの忍者の代表格。この人のお墓は新宿区四谷の西念寺というお寺にあります。周囲はメイン街道が奥まった閑静な住宅街。 徳川十六神将の一人:服部半蔵の正体 … -
信長に反旗を翻した荒木村重は茶器を持ち家族と部下を見捨てて逃げ出した?
摂津伊丹・尼崎城などの領主だった荒木村重は、利休十哲の一人として有名な茶人兼武将です。 NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛(軍師官兵衛)」でも、登場。 彼は、摂津の領主として織田信長の軍団長格の一人にまで出世した器量人。… -
宇治上神社は国宝かつ世界遺産という歴史的建造物で寂寞な雰囲気を持つ
皆さま、京都府宇治といえば何をイメージしますか?お茶・平等院・源氏物語の宇治十帖!・宇治川と宇治橋などが思い浮かぶところではないでしょうか? 地味な神社ながら世界遺産&国宝に指定されている「宇治上神社」をごぞんじでしょ… -
訃報:歴史小説家「山本兼一」氏は職人を書く名人。「夢をまことに」に続く遺作の「平安楽土」は未完
57歳の若さで直木賞を受賞された山本兼一氏が亡くなられました。心よりお悔み申し上げます。 この方の物語は大好きでほとんどの小説を読ませていただきました。2014年2月13日3:10に死去。57歳没。(wiki) 死因は… -
派手で華やかな人生だった太閤秀吉の寂しき死と墓所
太閤秀吉といえば、豪華絢爛な桃山時代を生きた男。というより時代を作り上げた男です。 豊臣秀吉の華麗なる美意識 千利休が黒こそ至高とのたまえば、秀吉は赤が良いと言い、その美意識においてもひとかどの人物。 黄金の茶室・… -
豊臣家の弱点:家臣団の対立と巨大諸侯の存在が石田三成を輝かせそして滅ぼした。
徳川家康と天下分け目の「関ヶ原」を戦った男「石田三成」。その後に天下を取った徳川家が自らを正当化するために三成を悪人に仕立て上げたこともあり評価が低くなっています。 豊臣秀吉が没した後の徳川家康は若い頃の律儀者から立派…