日光東照宮旅行4:左甚五郎の眠り猫と雀は平和の象徴

日光東照宮はとにかく広くてきらびやか。江戸時代の初期にこれだけ豪華な建物を作るとは徳川幕府おそるべし!

家光君の祖父家康への畏敬の念や安土桃山時代から続く華麗なる美の名残をこれほど感じる場所は安土城・大阪城亡き後、ここしかありません。

東照宮の唐門

勇壮なる龍の絵が描かれている唐門です。許由と巣父なども彫られているようですが、彫刻が多すぎて見逃してしまいました。

東照宮の唐門

東照宮の本殿は、ほとんど撮影できず。宮司さんの話を聞きながら遠い過去に思いをはせていました。面白いのは東照宮の商魂たくましさです。

いい話をした後には、必ず、御守りのセールスPRタイムがあります。

<スポンサーリンク>

東照宮本殿

左甚五郎の眠り猫

そして、ついに名人左甚五郎制作の眠り猫です。ここは観光客がわんさか。木彫りの猫も起きてしまうのではないかと思う位、カメラと話し声で騒ぎになっていました。

眠り猫は上です。

相変わらず眠り猫は小さい。裏には雀

眠り猫

左甚五郎の昔話:彫り物の猫に魂が入る?

眠り猫の裏には雀

東照宮は平和な時代の象徴と言われています。雀が飛んでいても猫が眠っている=平和の象徴というわけです。

長らく続いた戦乱の世を徳川家が終わらせて平和な時代になったというわけです。1467年の応仁の乱~1573年の足利義昭追放までを戦国時代ということが多く、100年以上も戦の世が続いたのを徳川家康が終わらせたわけです。そして彼は神になりました。

徳川家康の言葉

徳川家康の名言

家康の有名な名言です。

・人の一生は重きを負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。

・及ばざるは 過ぎたるに 勝れり という言葉もあります。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」という言葉があるのに対して、やり過ぎるのは良くない。むしろ少しやり足りない方が良いとの言葉です。戦国乱世でやり過ぎた二人の偉人「信長」と「秀吉」をそばで見てきた男の名言です。

[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]

関連記事

にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ
ページ上部へ戻る