金閣寺放火事件前の写真を見つけました。今も綺麗ですが昔の姿も美しい
- 2014/2/1
- 歴史の名所
京都を代表するお寺の一つ・足利義満の北山文化を代表する建築物が鹿苑寺金閣。
名前の通り、金箔を張った壮麗な建物ですが、1950年に「金閣寺放火事件」が起きて国宝の舎利殿他が焼けたものを再建しています。
義満が創建した当時は金箔張りだった美しき姿も長年の月日で、金箔が剥げてしまい簡素な姿だったと言われています。その昔の写真を見ることができました。
焼失前の金閣寺を撮影した写真
貴重な写真だと思います。
前面の池に映る姿がまたいいですね。
金閣寺の中に人が入っています。昔は観光客も入れたのかもしれません。
出典:写真集成京都百年パノラマ館
今の金閣も好きですが、昔の少しさびれた感じもいいですね。
現在の金閣寺と比較してみる
今の姿も美しい。紅葉の時期や雨・雪の金閣寺はとても美しい姿を見せてくれます。
足利義満は、天皇になろうとした将軍とも言われており、自分の息子の一人を将軍にもう一人を天皇にして日本の最高位を得ようと画策したとの説があります。
寸前で死亡したことでその野望(?)はついえてしまうのですが、金閣寺の頂上には王者のシンボル「鳳凰」が鎮座していること、金箔の寺「金閣」を作り自分の住まいとしたところからもスケールの壮大さがうかがえます。
金閣寺に関するサイト
ライブカメラ:相国寺の一角、金閣寺のライブカメラ映像で現在の姿を見ることができる。
金閣寺のみどころ:庭園や建物構造の解説も
トリップアドバイザー:旅行者の口コミが紹介されています。
金閣寺エリアのランチ:美味しいグルメ向けのお店